タミフルは患者の年代で対応が違う

インフルエンザの治療薬は主に4種類存在し、その中でも有名なのがタミフルです。過去には異常行動の副作用でニュースになったほどですが、その問題があっても余りある効果が期待できるため、現在でも治療薬として処方されています。病院によって対応は様々ですが、基本的にはインフルエンザの治療薬として第一選択にされているほどです。インフルエンザに感染すると、治療薬無しでは自然治癒するまでに10日ほどかかりますが、治療薬を使用して安静にすれば7日程度で完治するため、仕事を長く休めない人などにはとても有り難い薬となっています。仕事をする成人であれば、インフルエンザの治療薬としてはタミフルが主に使用されていますが、子供には他の治療薬が処方されたり、そうかと思えばタミフルが処方されたり、患者の症状によって対応が様々となっています。何故、患者によって使用する薬が違うのかは、前述したタミフルの副作用が大きく関わっています。まず、0~1歳未満の乳幼児はいかなる状態であっても、飲み薬を飲むことは難しいため点滴による治療以外は対処されません。1~5歳未満、あるいは5~10歳未満は、定石通り治療薬として効果が発揮できるタミフルを処方しますが、10~20歳未満の患者には前述の副作用の関係上、原則的に処方されることはないのです。これは原理は不明ですが10代の患者にだけ異常行動が多く見られ、過去には死者も出ていることから、厚生労働省より10代の患者には使用を控えるように通達されているからです。とはいっても、タミフルが治療薬として適していることは間違いのないことなので、医師が対応してどうしても必要と判断した場合にのみ使用が許されています。